お腹周りの肉が気になるからといって腹筋ばかりしていてはいけない・・・その理由

お腹周りの肉が気になるからといって腹筋ばかりではいけない・・・その理由

「この腹の肉、どうにかせねば・・・」

そう考えている方は多いはずです。

 

お腹は脂肪がつきやすい部位です。理由は簡単です。普段の日常生活だけでは、腹筋はまったくと言っていいほど使われない筋肉なのですから。

 

よく使われる筋肉は腕や足でしょう。お腹の筋肉が自然と生活の中で使われることはほぼありません。使われないから筋量が少なく、脂肪も多くなります。

 

筋肉の少ない部位は太りやすいのです。↑で「よく使われる筋肉は腕や〜」と言ってますが、正確には使われているのは力こぶの部分(上腕二頭筋)であって、その裏の筋肉である二の腕(上腕三頭筋)は使われづらい筋肉なためにぷよぷよしているはずです。

 

使われないカラダの部位には脂肪あり。だけどそれは、だれもが気づいていることでもあるでしょう。

 

だから「腹筋をしよう。それでどうにかなる」と、目をそらしたくなるような脂肪と向き合って戦うことを決心し、腹筋運動に精を出す。ですが、残念なことに腹筋だけ鍛えていればいいわけではないのです・・・。

 

”全身バランスよく”がカラダを変える

腹筋ばかりの筋トレだけではいけない。

 

「ああ、有酸素運動もしろよ、って言いたいのか」

 

とお考えになられたかもしれません、まあ、確かに、その通りでもあるのですが、ここでは有酸素運動のことはヒョイと脇に置いといて、”腹筋だけじゃ腹筋は鍛えづらい”というお話をしていきます。

 

腹筋しても腹筋がつかない、ということはダイエットという側面からしてみても、効果が出ない、という苦労に見合わない悲しい事実につながります。もちろん全然腹筋が鍛えられないというわけではないのですが、実は非効率なのです。

 

ちょっと考えてみていただきたいのですが、下半身がめちゃめちゃマッチョで上半身がマッチ棒、という人を想像できるでしょうか?その逆もしかりです。おそらく、思い浮かべた肉体像はギャグでしかないでしょう。そういう人は現実にはいないはずです。

 

人のカラダは一部分をムキムキにすることは難しいのです。これは”カラダはそういう風に出来ている”としか言い様がないのですが、そういう仕組みになっていると納得してください。カラダがバランスを維持するために、必要な分までしかどう頑張って筋量は増えないと。

 

つまり、腹筋だけしていても思っている通りの効果が出ないのは自然なことなのです。腹筋だけでなく、特定の部分だけにトレーニングを集中させてもなかなか筋肥大が進みません。

 

二の腕が脂肪でぶよーんと伸びているのに、力こぶがカチカチに盛り上がることはありません。力こぶが筋肉で盛り上がるようにしたいのならば、二の腕も鍛えなくてはならないのです。そして上半身を鍛えるのなら下半身の筋肉も鍛えるようにしないといけません。

 

腹筋を鍛えるなら、その腹直筋と対になっている拮抗筋、つまり腰背筋(腰周り)の筋肉も鍛える必要があります。

 


拮抗し合っている筋肉

・上半身
 上腕二頭筋(力こぶ)と上腕三頭筋(二の腕)
 三角筋(肩)と広背筋(背中から腰付近))
 大胸筋(胸)と僧帽筋(肩甲骨から背中の上部)
 腹直筋(腹部)と腰背筋(腰)

 

・下半身
 腸腰筋(太腿の付け根)と大臀筋(尻)
 大腿四頭筋(太腿)とハムストリングス(太腿の後ろ)
 内転筋(内腿)と中臀筋(骨盤側面)
 脛骨筋(すね)と下腿三頭筋(ふくらはぎ)


 

一方の筋肉を鍛えたのならば、その鍛えた主動筋をサポートしている拮抗筋も頑張らなくては、カラダは狙い通りには筋肥大してくれません。

 

ですからお腹の脂肪をどうにかしたいとき、腹筋運動だけしていても理想のカラダには近づきにくいのです。どうにかしたいのはお腹だけであっても、全身の筋トレをするようにした方が良いのです。

 

それに「お腹周りだけどうにかしたい」なんて言わずに、男らしい腕、胸板、太腿と全身整ったスタイルを目指す方がカッコイイもんです。カラダのどの部位でも筋量が増えればそれだけ基礎代謝が上がるので、結果的にお腹の脂肪減少効果にもつながります。

 

カラダ全身をバランスよく鍛えることで、効果的な筋トレになると覚えていてください。それが苦労に見合ったカラダを作るコツになります。

 

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